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2012.3.20

高2APU立命館コースが修学旅行でマレーシアへ(その2)

(第4日目)
今日でクアラルンプールともお別れです。朝8時にホテルをたち、クアラルンプール・KLセントラル駅に向かいました。
KLセントラル駅は2001年にできた近代的な建物でマレー鉄道のような国際列車のほかKTMコミューター、KLモノレールなども乗り入れています。我々はシンガポールからタイへ向かう国際列車イースタン・オリエント・エクスプレスのファーストクラスに乗りました。ここから目的地ペナンの手前の駅パリブンター(Parit Buntar)までの時間は約7時間、日本の新幹線とはずいぶん雰囲気が違う列車から、熱帯特有の風景を車窓から眺めながら列車の旅を楽しみました。
パリブンター駅にはマレーシア科学大学の職員の方やホームステイをする村の村長の息子さんが出迎えてくれました。村に着くと村長さんを始め、村人が多数出迎えてくれました。村の公民館でマレーシア科学大学のクラナ先生から説明を受け、ホームステイをするファミリーと対面しました。いよいよ英語語学研修と異文化体験のはじまりです。生徒は元気にファミリーと挨拶をしてさっそく村の子供たちと遊んでいました。笑顔がとってもすてきな村人のみなさん、一目で「いい人たちだな~」と感じてしまいました。

宿泊したホテルです。KLセントラル駅はケンタやマック、セブンイレブンなど日本の駅にあるものは大抵ありました。

我々が乗ったのはシンガポールから西海岸タイ国境のパダン・ブサールに向かう総延長785kmのウエスト・コースト線です。

3列の大きなシートとミネラルウォーターとパンのサービスありました。

ヤシの木やバナナの木、水田に水牛などの景色がずっと続きます。

村に到着、ここでホームステイの日程の説明を受け、ファミリーと対面しました。

村についたとたん元気バリバリになった生徒たち。いよいよホームステイのはじまりです。

村長さんご夫婦↑のお宅にもホームステイします。ウエルカム・ドリンクパーティがありました。

(第5日目)
ホームステイ先のララオ村はペナンから車で30分くらいのところにある村です。午前中はマレーシア科学大学の先生が2名来て英語研修を行いました。テーマを決めて英語でプレゼンを楽しく行いました。
各自ファミリーの家で昼食をとった後、午後4時から近くの密林で農場体験プログラムを受けました。こちらは日が暮れるのが遅く夜8時でも明るいです。同行したマレーシア科学大学のサイド先生に「このへんにはどんな野生動物がいるのですか?」と尋ねたら「う~ん、ヘビ…、イノシシ…、ゾウ…」「ゾ・ゾ・象!!!」パオ~ッ!

民家のまわりにはココナッツの木が植えられていました。研修所には実のなった野生のバナナの木がたくさんありました。バナナはありすぎて誰も取ろうとはしません。もし日本で買ったら…。

まずはゴムの木から樹液をとる研修を受けました。私は化学で天然ゴムについて授業をしますが実際に見るのは初めてです。

★マレーシアの国民は17歳になると男も女も団体訓練を受けなければなりません。村に着いたときちょうど訓練中でした。
★研修中に放し飼いにしている10数頭の牛の群れが近づいてきました。
★近くの10歳くらいの子供がなんとバイクに乗って遊びに来ました。しかもノーヘル!子供2人乗り!!
「警察に見つかったらどうなるんですか?」「村では何も言われないよ。」うわ~カルチャーショック!

次に養魚場でフィッシュングの研修を受けました。投網で魚を捕るのですが、これがなかなか難しい。

「岩田の木」です。昨年本校の生徒が植えたものです。5本ありました。大切に育てられています。今年は私が代表して植樹しました。

★最後にパームヤシからパームオイルをとる研修を受けました。
★生徒がホームステイする村長さんの家です。ホンダとベンツを4台も所有する豪邸でした。マレーシアは国産車を保護するために輸入車はたいへん高価でカローラでも400万円します。エスティマは800万円、アルファードはなんと1000万円だそうです。日本車はベンツと同じくらいの超高級の人気車です。
★途中立ち寄った小関さんと梶原さんのホームステイ先で部屋を見せてもらいました。かわいらしい部屋でした。
この歳になって今日は人生初体験がいくつもありました。体調を崩す生徒もなく全員元気にものすごい研修を続けています。