3月24日(火)岩田中学校の卒業式が行われ、中学3年73名が式に臨みました。式では柳井校長より卒業証書が一人一人に手渡され全校生徒で30回生の中学 卒業を祝いました。
また卒業式・終業式の後には、今年度で退職する2名の先生方の離任式が行われました。辞められる先生方は岩田での思い出を語り、在校生を激励しました。突然の知らせに泣き出す生徒や恩師のために遠方から駆けつけた卒業生などそれぞれが離任される先生方との別れを惜しみました。
●被表彰者
(1)理事長賞(5名)
石尾亜美(1組)、髙瀨史果(2組)、馬渡侑希(2組)
和田修人(2組)、戴 越(3組)
(2)皆勤賞(10名)
石井裕大(1組)、斉藤成美(1組)、上田侑奈(2組)
上野天嗣(2組)、鎌田結衣(2組)、杉﨑友哉(2組)
髙瀨史果(2組)、大坪徹平(3組)、門口恒志(3組)
塚本優輝(3組)
(3)日本私立中学校高等学校連合会会長賞(1名)
戴 越(3組)
高2APU・立命館コースが3月10日(火)から7泊8日の日程で、マレーシアのクアラルンプールとペナンで修学旅行を行いました。
初日はシンガポール航空機でマレーシアへ。機内では誕生日を迎える生徒にバースデーケーキのサプライズプレゼントがありました。クアラルンプールのホテルには21時頃到着。夜はゆっくり休みました。
2日目はマレーシアの食・文化・歴史を堪能しました。独立戦争で戦死した兵士たちをたたえた「国家記念碑」、東南アジア最大級の「国立モスク」、世界一高い国旗掲揚塔がある「独立広場」、約300段の階段を上ると大鍾乳洞(ヒンドゥ教の聖地)が見られる「バトゥ洞窟」、世界一のスズ工場などを見学。新旧世界最大級のものや民族色あふれる町並みなど、首都クアラルンプールの魅力が詰まった市内観光でした。
3日目は、マレー鉄道に乗り、ペナンへ。23時過ぎにホストファミリーと対面し、4日間のホームステイがスタートしました。4日目は高校訪問。現地の高校生によるダンスや演奏、歌の披露もあり、岩田高校からは日本の歌をプレゼント。発表のあとは、現地の小、中、高校生とマレーシアの伝統的な遊びをしながら交流。男子は蹴鞠、女子はビー玉遊びを楽しみました。
5日目の朝は農業観光(ゴムの木、ヤシの木を見学)をして、午前・午後と英語の授業。英語のプレゼンやグループ活動をし、みんなで作詞(英語)・作曲した歌を生徒のギター伴奏に合わせて全員で歌うなどしました。夜のパーティではお祝いの儀式やダンスを体験。伝統的な舞踊、リズムに乗ったバンブーダンスともに、生徒たちはすぐマスターし、とても盛り上がりました。
6日目のお別れ会では全員がホームステイの感想を発表し、ホストファミリーに感謝の気持ちを伝えました。涙を流す生徒もおり、感動の場面でした。
生徒たちには異文化交流、体験を通して、感性や考え方など、自分の枠を広げて今後の飛躍の糧にしてほしいと思います。
高1APU立命館コースが3月11日(水)から4泊5日の日程で、中国への研修旅行を行いました。
3月12日(水)昼食は中国料理をいただきました。レストランで丸テーブルを囲み上海の景色を食事と歓談を楽しみました。昼食後、甘泉外国語学校に訪問しました。現地の学生はみんな流暢な日本語を用いていました。交流会は熱烈で温かい歓迎をしてくれました。ゲストを迎える上で重要なホスピタリティを学ぶこともできました。
3月13日(木)午前中は上海市内を豫園に行き中国の庭園を散策しました。その後はお茶の店でその香りと色と味を楽しみました。午後は武漢に移動しました。武漢洪山高校との対面式を行いました。4年4組の留学生だった汪奔馳くんも来てくれました。生徒はバディとなる相手校の生徒とペアになってホームステイへ行きました。
3月14日(金)バディと一緒に登校し、学校体験をしました。中国語の時間ではみんな発音がよかったです。その後習字の練習をしました。そして英語活動を体験しました。昼食は給食をいただきました。午後からはゴルフをしました。インタビュー取材では、日本と中国の生徒の生活や勉強について本校生徒ははきはきと受け答えをしていました。
3月15日(土)生徒は半日バディやホストファミリーと自由行動でした。街に出て遊んだりショッピングを楽しんだりしました。そしてバディやホストファミリーと互いに別れを惜しみながらホテルへ移動しました。3日間のステイ中とても優しく歓迎してくれました。ホテルで生徒たちはそれぞれの体験を伝え合いました。
中国は文化・生活・環境どれもが日本と異なっていました。その何もかもが予想していたものより大きなスケールでした。世界の広さを体感したことでしょう。そして、生徒は多くの経験を培うことが出来ました。日本のよさも再発見できたのではないでしょうか。国際人として成長するうえで、今回の研修旅行を国際理解にどうつなげていくか考え今後の学校生活につなげてほしいと思います。
2月26日(木)APU・立命館コース3年生による卒業論文発表会が行われました。英語による卒業論文制作は高校3年間の集大成となるもので、今回はそれについて、1人ずつプレゼンテーションをしました。4月から自分の興味あるトピックを決め、それについて仮説をたて、検証し結論を導く卒論を仕上げてきました。高校生らしく流行に関する話題から、心理・教育・異文化理解の内容と多岐に渡り、聞いている者は時間を忘れるほどでした。卒論では英語2000単語で書かれているものを6分の中でプレゼンするということで、それぞれどうまとめたらいいのか、工夫しながら作っていました。APUの小﨑貞祐先生や柳井修校長からも「どれも大変素晴らしかった。」と講評を頂きました。担当してくれたデービット先生からも、「年々良いのが作れている。今年は特に良い出来だった。」とお言葉を頂きました。
卒業式に、430ページにも及ぶ卒業論文集を6-4の生徒1人1人に渡しております。保護者の方も是非ご覧下さい。
2月28日(土)岩田高等学校第27回卒業証書授与式が行われました。今年の卒業生は116名、その中にはAPU立命館コースの第5期生となる17名が含まれます。
式では国家斉唱の後、柳井校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。
表彰(下記)、校長式辞・理事長祝辞の後、来賓の立命館アジア太平洋大学教学副部長 山神 進(やまがみ すすむ)様と同窓会代表で東京支部長の古谷一郎(こや いちろう)様から祝辞をいただきました。
このあと、在校生を代表し高2の草地千晃(くさち ちあき)君が送辞を、卒業生を代表して津村佳希(つむら よしき)君が答辞を述べました。
式の後、卒業生は同級生、後輩と思い出を振り返り、お世話になった先生たちとの別れを惜しんでいました。
第27回卒業生表彰
(1)理事長賞:下田 正太郎、津村 佳希、得丸 奈央、
平山 佳奈、牧 空花、西村 ひかり (以上6名)
(2)APU立命館コース賞:西村 ひかり
(3)皆勤賞:沖田 優、佐藤 佑香、津村 佳希、得丸 奈央、
永嶺 沙也佳、姫野 麻理奈、藤本 類、尾家 一輝、
大澤 志織、平山 佳奈、山田 一輝、安部 ゆりか、
岡村 慧士、北村 遥佳、田熊 諒、千嶋 由希子、
(以上16名)
(4)知事賞:津村 佳希
(5)日本私立中高連会長賞:城野 麻友夏
(6)高校生新聞社賞:西村 ひかり
●送辞:草地 千晃
●答辞:津村 佳希
●記念品目録贈呈:得丸 奈央
●保護者代表謝辞:下田 稚子 殿
●来賓祝辞
立命館アジア太平洋大学教学副部長 山神 進 殿
岩田中学校・高等学校 同窓会「樟友会」代表 古谷 一郎 殿