県内初となる高度ICT 教育の導入
私の進路
大分市オープンデータアプリコンテスト【アイデア部門】学生グランプリ
探究部(メタバース) 中学2年生 釘宮真夏、川野友梨子、三ツ股杏、斎藤倫子
私達は、大分市オープンデータアプリコンテストのアイデア部門で、ヤングケアラーの問題について解決するためのアプリアイデアを発表し、学生グランプリをいただきました。
この賞がとれたのは、小学生の頃からのヤングケアラーに対しての思いを言葉にする機会をくれ、アイデアの制作に協力してくださった顧問の先生方、厳しい状況でも諦めずに最後まで走り切ってくれた仲間のおかげだと思います。
制作しているときは、ずっと深刻な状況だったわけでもなく、ふざけあったり笑いがおこる場面も多々あって、でも真剣に考える時は皆が一生懸命に取り組んでいて、今回の感想を一言で表すと「楽しかった」だと思います。
「やりたい事を自ら考え、しっかりと責任もって最後までやりきる。」このようなことが部活でできるのは、やはり自主性を大切にする岩田ならではのものだと思います。この活動を通して学んだ事をこれからの生活に活かしていきたいです。
21世紀を生き抜く「学力」と「情報活用能力」を育成 ICTを活用することで、効率的に学力を育てるだけでなく、これからの実社会で求められ、必須となる情報活用能力、デジタル機器を使いこなせる力も育てます。
ICT教育とは
情報化で変わる新時代を生き抜く新しい学び
ICT(InformationandCommunicationTechnology)とは、今や社会のインフラとしてなくてはならないIT(InformationandTechnology)=「情報技術」に、情報・知識の共有といった「コミュニケーション」の重要性を付加した「情報通信技術」を意味しています。そして「ICT教育」は、国全体としてICT活用を推進する政府の方針に基づき、文部科学省や経済産業省が進める施策のこと。バソコンやタブレット端末、インターネットなどの情報通信技術を活用し、効率的に学力を育てるだけでなく、これからの実社会で求められる、「問題解決能力」=自分で考えられる能力、情報活用能力、テジタルツールを使いこなす力などを育てます。
ICT教育のメリット
注目されるアクティブ・ラーニングにICTを活用
- ①データの蓄積ができる
教科書やノートなどが蓄積され、毎日の学習記録で、どの教科を何時間勉強したかが一目でわかります。勉強した割には成績が上がらないなど、自分の勉強スタイルの「振り返り」や「分析」ができることで、計画が立てやすくなります。 - ②効率化
授業中の板書時間が短くなり、聞くこと、見ることに集中できます。 - ③ペーパーレス
宿題などを「忘れる」ことがなくなります。 - ④授業改善
わからないことをすぐに調べられます。 - ⑥協働学習
データの共有が簡単なので、グループ学習がしやすくなります。これらの相乗効果で「アクティブ・ラーニング=主体的・対話的で深い学び」へと尊きます。
岩田学園のICT教育
「聞くだけの一方的な授業」から「参加し、自ら考える授業」へ
文部科学省の整備計画では、2020年までに3人に1台のタブレット導入ですが、岩田学園では計画に先駆け、2019年4月より全学年1人1台のタブレットでICT教育を本格的に始動。
大分県内初の試みとなっています。
また、最初にインターネットを使用する際、基本として必ず知っておいてほしい「著作権」「プライバシー」「セキュリティ」についてしっかりと教育を行っています。
また、大学入試も今までの「記憶・知識偏重型」から、思考カ・判断カ・表現力も評価される内容へ変わろうとしています。岩田学園では授業内容を事前に動画で予習し、授業ではその問題をみんなで議論するなど、グループワークやデイベートをより積極的に取り入れ、ICTを活用した日々の授業の中でその力を育成します。
ICT環境
落ち着いて学ぶことができる環境をすでに整備
導入の際にこだわったのは教室の環境。
タブレットを導入している学校では生徒全員が見る電子黒板としてカーテンを閉めなければ見えにくいプロジェクターを使っているところが多く、視力への悪影響が懸念されています。
岩田学園では全国的にも珍しい84型または86型という大型モニターを採用。
明るい教室で気持ち良く勉強することができます。
・BLEND (モチベーションワークス株式会社)
・MetaMoji (株式会社MetaMoji)
・スタディサプリ (リクルート)