高2APU立命館コースが3月11日(日)から7泊8日の日程でマレーシアのクアラルンプールとペナンで修学旅行を行いました。
(第1日目)
別府北浜に早朝5時10分に全員遅刻もなく集合しました。真夏の国への修学旅行なので薄着で着ている生徒が多くてバスを待つ間寒くて凍えてしまいそうでした。でもバスに乗ってしまえば、いつもの元気な5の4に復活!楽しい旅の始まりです。福岡空港にはJTBの梅本(11回生)さんがわざわざ見送りに来てくれました。彼は我々を見送った後すぐに大分空港に向かい今度は4の4の見送りをするのです。ご苦労さま。さすが岩田の卒業生!
経由地のソウル・仁川空港では3時間の自由時間があり、1年ぶりの韓国にみんな大喜びでした。5の4は韓流ファンが多いのです。仁川空港からは6時間の長いフライトでした。でも機内食や機内サービスに大感激!グローバルな人材をしっかりと育成してます。
日本とは1時間の時差がある目的地のマレーシア・首都クアラルンプールには現地時間で午後10時に到着しました。気温27℃。ホテルに到着は11時。この日は現地の添乗員さんから簡単な説明を受けけて、移動で疲れたのですぐに就寝しました。
(第2日目)
マレーシアは石油や天然ガスなどの資源に恵まれ、たいへん豊かな国です。物価はタイやベトナムに比べたら少々高いのですが、それでも日本の半額くらいです。
今日はまず昨年12月に新しくなったマレーシア王宮を訪れました。マレーシアは8つの国が一緒になったので、各州に一人ずつ8人の国王がいます。ここで生徒はしっかり警護兵と記念写真を撮っていました。
次に独立記念碑のある公園に行きました。日本軍のマレー半島占領は1945年8月に終り、再びイギリスがもどってきたのですが、イギリスは1957年に独立を正式に認め、それを記念した公園です。
次に訪れたのが、国立モスクです。マレーシアはイスラム教徒が60%の国です。この寺院では露出の多い服装で立ち入ることはできません。特に女性は髪の毛も出すことが許されず、独特の布を巻きます。生徒と沖先生の姿をご覧ください。とても似合っていませんか?
この後、スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧イギリス連邦事務局ビル)に行きました。この建物はよくマレーシアのガイドブックの表紙になる歴史ある建物です。全体は煉瓦でできいるモスク風の建物ですが、歴史的建造物の保存状態がとてもよいのは地震も台風もない国だからこそでしょう。
そのあと昼食を取りました。もちろん香辛料の効いたマレーシア料理です。私の口には合ったのですが、生徒は好き嫌いが分かれたようです。毎日食べるとちょっときついかもしれません。
最後にマレーシアの伝統染め物であるバティックの作製現場を見学し、現代のマレーシアのシンボルであり20世紀の高層建築としては最も高い、高さ452mの88階建てのマレーシアの国立石油会社ペトロナスによって建築されたベトロナス・ツインタワーを観て記念写真を撮りました。
今日は駆け足で市内を観光しましたが、見所が多く緑あふれる都市でとても感激しました。ある生徒が「もし落ち込んで挫けそうになっても、この都市にきたら心が癒されそうな気がする。」と話してくれました。クアラルンプールはまさにそんな都市だと思います。
集合写真3連発…王宮の正門前 独立記念碑前 旧連邦事務局前
国立モスクでは女性は衣を纏います。男性も半ズボンの人はこれを纏います。気温33℃、暑そうでした。
昼食です。なぜか海外の観光客にモテモテの生徒です。なんか勘違いされているような…。
(第3日目)
今日はクアラルンプール市内でフィールドリサーチを行いました。あらかじめ用意した質問事項のアンケートを取ります。目標は100人のアンケートです。現地の人と観光客の区別が難しく苦戦しましたが、何とかがんばったようです。
生徒の夕食は今年APU講座ⅡのTAで現在はマレーシアの大学に留学中の阿部まどかさんと再会しました。彼女の案内でみんなでフードコートに出かけそれぞれマレーシア料理を楽しみました。こんな出会いもこのコースの生徒ならではですよね。
今日もたいへん暑くてじっとしていても汗がでてきましたが、熱中症に気をつけなが全員元気に研修を続けています。
元気にホテルを出発しました。さ~て何人からアンケートを取れるかな?
阿部まどかさんと再会。現地で元気に勉強をしている方にとても刺激を受けました。