平成24年4月19日(木)、今年は場所を大分文化会館に移し、第20回岩田学園芸術鑑賞会を行いました。本校が芸術鑑賞を行うようになってから今年で20年を迎えました。「本物を見せたい」「生徒に絶対真似ができないもの」ということで、音楽、演劇、落語やイリュージョンなど、様々なジャンルを鑑賞してきましたが、「何を生徒に見せようか?」という悩みで毎年のように特活主任は頭を抱えています。そんな中、今回の芸術鑑賞会の内容を決めるにあたって、いくつかのテーマを考えました。それは、「今まで観たことがないもの」「エネルギーに溢れるもの」「学園祭の創作に参考になるもの」の3つでした。そしてたどり着いたのが「劇団アフリカ」によるミュージカルでした。アフリカに広がるサバンナを思わせる舞台の雰囲気に、ホール全体に振動を与える太鼓のリズム。そして圧巻だったのが、女性を中心とした踊り子たちのエネルギッシュな舞。時には女性らしく優しく、そして時には幻想的に力強く。公演時間はやく90分で、ほとんどセリフというものが無いのですが、そのことが逆に観ている者達の想像力を膨らませてくれたような気がします。これぞまさしく「今まで観たことがない、新しいもの」だったのではないでしょうか。15人を超える男女による迫力満点のステージを鑑賞することができた生徒達も、きっと私と同じように、元気と勇気を与えられたのではないかと思います。
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