グローバルな人材の育成をめざすAPU立命館コースですが,入学する生徒もグローバル化を進めています。昨年はバンコクとシンガポールの海外の日本人学校にこのコースのPRしたところ,非常に関心が高いことがわかりましたので,APU立命館コース主任の沖先生と今年度は一気に上海,台北,台中,ソウル,釜山も加えて,7都市の日本人学校でPRを行いました。当初はAPU立命館コースの案内のつもりだったのですが,各学校とも「弟妹がいるのでぜひ岩田中学校の案内も行ってもらいたい。」とのうれしい依頼も受けました。
5月28日(月)中国,上海市にある浦東日本人学校からスタートしました。上海市は人口2,300万人,中国近代化の象徴的な大都市です。日本人も多く在住しており,浦東校には約1,500名,少し離れた虹橋校には約1,000名の生徒が在籍しています。このうち我々が訪問したのは浦東校です。淺木校長,合田教頭,井出進路主任に対応していただきました。説明を聞いて頂き,9月7日(金)広島如水館中高と合同で学校説明会をすることになりました。
5月29日(火)台湾の首都台北市にある台北日本人学校に訪問しました。ここの学校は25クラス約800名の生徒がいます。鈴木校長,山本教頭,加治屋進路主任とお話ができました。6月19日に中3生徒全員と保護者を集めた合同説明会を行うことを知り,本校も参加させて頂くことになりました。
5月30日(水)台湾第2の都市である台中市を訪れました。なぜここを訪れたかというと今年度から台中日本人学校の校長に昨年まで大道小学校の校長をされていた広瀬孝二先生が赴任されたからです。また中津市を拠点としている私塾慶応アカデミーが昨年から台中に教室を開校したということもあります。台北からは新幹線で約1時間で到着しました。ここの日本人学校は生徒数190名のこぢんまりした学校でした。広瀬校長から歓迎を受けた後,進路担当の清水先生と話をして6月に台北で説明会を行うことから台中でも前日に説明会を行うことになりました。
5月31日(木)韓国の首都ソウル市の日本人学校を訪れました。ソウル日本人学校は開校50周年を祝う大きなフラッグが目を引きました。残念ながら中3は修学旅行中で学年の先生とは会えませんでしたが,本校に興味を持つ保護者2名と相談会を行いました。
6月1日(金)韓国新幹線KTXで釜山に向かいました。釜山日本人学校は観光地のすぐ近くにある全校生徒53名の小さな学校です。他の日本人学校と違って物々しいガードマンや高い塀もなく,とても純朴な印象を受けました。この釜山日本人学校からは今年APU立命館コースに生徒が1名入学しています。ここでは政木校長,中3担当の大根先生と懇談しました。本校については在学中の生徒,保護者から話を聞く機会があったようで,たいへん本校に好意と興味をしめして頂きました。「ぜひ今後もこのコースに入学できるような生徒を育てたい。」との言葉を頂きました。
6月18日から23日まで再び台中,台北を訪れ学校説明会を行い,昨年から訪問しているバンコク,シンガポールの日本人学校に行き,それぞれ先生方と情報交換,保護者とは相談会を行いました。少しずつではありますがAPU立命館コースの認知が浸透しているように感じました。現在今回訪問した日本人学校以外の国からも問い合わせがあります。このコースが留学生も含めてますますグローバル化が進み,他にないオンリーワンの特色づくりに今後も努力したいと思います。
ニュース&トピックス
2012.6.25
海外日本人学校で説明会を行う。~5カ国7都市