猛烈に強い台風16号が九州に接近し、開催が危ぶまれる中、第30回体育大会は開始時間をおよそ1時間下げることで実施されました。30周年にこだわった決定ではないものの、「これまで一度も延期がない体育大会」という歴史をツナグことになりました。
また、心配されたグラウンドの状態も、前日の有志による排水路作業や当日早朝からの水抜き作業のおかげで10時開会の運びとなりました。実行委員を中心にした生徒たちが、一心不乱に協力して作業する姿は、記録に残るモノではありませんが、昔も今も変わらない宝物です。
開会式では入場行進の後、南軍団長野﨑史明(高2)君と北軍団長立川聡士(高2)君によって力強い選手宣誓が行われ、大会は始まりました。今年のテーマは『 挑 越 』。ただ越えるだけではなく、新しいことに挑戦して目標を越えるという高い意識をもって、両軍とも真剣勝負に挑みました。競技は雪辱に燃える南軍が、後半途中までリードしたものの、北軍がラストスパートで逆転し、連覇を果たしました。
台風の影響で時折強風が吹き、気温が30℃を超える一日でしたが、暑く熱い体育大会は無事に終わることができました。
保護者用駐車場(弁天大橋西岸)で今年も保護者会が岩田と駐車場を結ぶシャトルバスを運行しました。今回は大潮と重なる時間帯が閉鎖となり、10時20分に解除されるまで、大変ご迷惑をおかけしました。シャトルバスはとても好評で多くの保護者が利用されました。
ニュース&トピックス
2012.9.17
第30回体育大会テーマは“挑越”。 両軍均衡した戦いの末、北軍が連覇!