8月23日から、中学2年生対象に『三味線の実習』が始まりました。
特別講師としてお迎えした藤本流師範の荻本芳勝・園田公子両先生は、作為年同様、毎回和服を着こなして、お出でになります。
週1回、金曜日に中学2年生が履修しますが、その時は机・椅子を片付けて、正座をしての授業になります。初めての楽器に新鮮な楽しみもありますが、それ以上に行儀作法を教えて頂くことが、生徒たちにとって新鮮な体験になっています。伝統音楽のよさを味わうことと同時に、私たち日本人が世界に誇れる独自の精神を、体験を通して学べるように工夫していきたいと思っています。
●和楽器の授業必修化の流れ
2008年3月に告示された学習指導要領改訂で、中学校音楽科では、「和楽器の指導については、3学年間で1種類以上の楽器の表現活動を通して、生徒が我が国や郷土の伝統音楽のよさを味わうことができるよう工夫すること」と示されました。
本校では、中学校音楽科における和楽器の学習の一環として、三味線の演奏と鑑賞という活動を伝統音楽の学習につなげていく取り組みを行っています。
ニュース&トピックス
2013.9.12
『三味線の実習』が中学2年生で始まりました。