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2014.3.20

5-4 シンガポール・マレーシア研修旅行に行ってきました。

 27回生APU・立命館コース生は、3月11日(火)~19日(水)の9日間でシンガポール・マレーシア研修旅行に行ってきました。
 シンガポールは33度もあり暑い気候でした。高層ビルが多く圧倒されるような景色でしたが、一方で、ナイトサファリでは原住民の格好をした現地の方々のパフォーマンスや間近で見られる動物たちにも興奮しました。どの光景にも生徒たちは驚いていました。オーチャード通りで「音楽が国を動かすのか」「進路について日本とシンガポールの違い」「シンガポールと日本のポイ捨ての意識の違い」についてのアンケートを取りました。勝手の分からない異国の地でアンケート調査を行うことに大苦戦を強いられました。しかし、アンケート調査を終え戻ってきた時の生徒の目は達成感・充実感にあふれ輝いていました。あるグループは地元の学生と仲良くなることができました。
 マレーシアではペナン空港にマレーシア化学大学のクラナ先生が迎えに来てくれていました。マレー半島は見渡す限り椰子の木のだらけ。住宅もほとんどなくただ広い野原が続く中、ホームステイ先のララオという村に向かいました。ジャングルのような自然にかこまれた村に到着し不安を隠せない生徒たちでしたが、村の方々からはとても温かい歓迎をうけました。「英語が話せる家族がいてよかった。」「シャワーはなかったけど、家族が優しい~早くまた会いたい。」「ご飯がおいしい!」ととても充実していたようです。翌日、現地の高校訪問でも素晴らしい歓迎をうけました。校門の前には「Welcome Iwata High School」の大きな旗が掲げられ、現地の中高校生が「歓迎の太鼓」を叩き鳴らしながら学校へと案内してくれました。そして次は「歓迎の武術」が目の前でありました。それが終わると、大きなホールへ通され、そこには100人ほどの生徒達と先生達が私たちを待っていました。その後、男子生徒は伝統的なスポーツをし、女子生徒も伝統の遊びを教えてもらい、現地の中高校生と楽しい時を過ごしました。生徒は現地の中高生と仲良くなれてとても嬉しそうでした。マレーシアの子どもは純粋で親切でした。国の特徴もあるのかもしれませんが、私たちも「おもてなし」を学んだ気がしました。夜はサヨナラパーティがありました。村の伝統的な結婚式をするということで、生徒からも花婿と花嫁とお付きの人をさせてもらいました。その後、各家に戻りパーティの衣装で集まりました。結婚式から始まり、伝統的な踊りや歌を村の人たちが披露してくれて、ホストファミリーと食事をしながらみんなで楽しみました。
 27回生APU・立命館コース生研修旅行一団は、体調を崩したり怪我をする生徒もなく、みんな元気に仲良く過ごすことができ、一生の思い出をつくることができました。この体験が21世紀のグローバル時代に向けてさらなる一歩となり、生徒みんなの充実した学校生活につながってくれることを祈ります。