6月21日(土)、保護者会主催による「ネット(パソコン・携帯電話・スマホ)安全講座」が大講義室で開かれました。
この講座は、「これからの情報化社会を歩いていく子どもたち~被害者にも加害者にもさせないために~」というテーマで、講師に七條麻衣子 様(公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所)をお招きしました。
10代のネット利用が当たり前になった昨今では、ネット安全教育はとても重要であり、生徒はもちろん保護者や教職員がネットを利用する際の注意点や正しい知識を知ってもらうことが必要となり、保護者会として初の企画となりました。。
内容は多岐に渡りましたが、スマートフォンやiPhone、iPodなどのミュージックプレイヤーの拡張性について、分かりやすく説明を受けました。子どもが利用するSNSにおける用語は新鮮でした。例えば「RT(ツィート)とふぁぼ(お気に入りに入れる)の使い方」、「yahoo!のリアルタイム検索の利用」、「グルチャ(グループチャット)の実態」などが挙げられました。この辺りの参加者の理解度は、予想通りに低いことが分かりました。こうした現状を認識し、ネットや情報セキュリティの基礎知識やネットを取り巻く様々な危険、サイトやゲームを利用する注意点やネットに関する情報の仕入れ方などをなどを学べた有意義な講座となりました。
七條先生が、ネット時代に対してどう向き合うかを話される中で、「光があれば陰がある」と呟かれたのがとても印象的でした。文科省の提言で、6年後にはICT教育が全国で展開されます。子どもたちがネット上でケガをしないように、家庭はもちろん学校としての取り組みが重要になっていきます。岩田学園では、これから安全講話だけでなく、機会ある毎に積極的に助言していきます。
ニュース&トピックス
2014.6.24
保護者対象「ネット安全講座」が開催されました