例年は最終日となるこの芸能祭2日目が、今年は体育大会が最後になる日程なので学園祭4日目となります。はじめに各学年の予選を勝ち抜いた生徒による弁論大会『岩田生の主張』がありました。最優秀賞は向江なつみさん(4年4組)「ONE」、優秀賞は酒見真人さん(2年1組)「嘘への偏見」が受賞しました。また、他の主張も素晴らしい内容で、自分を見つめ、新たなる一歩を踏みそうという決意がしっかりと伝わってきました。
最後は、高校2年生による演劇です。本校には演劇部はありませんがから出演者募集しWho is the wizard』に挑みました。限られたでここまで完成度の高い作品に仕上げるには大変な努力があったでしょう。演技をする生徒のほか、大道具・小道具、音響や照明、衣装や 台本・ポスターの作成などすべて生徒の手作りです。「魔法」をキーワードとし、学園生活の中で大切なことは何なのかを訴える素晴らしい作品でした。
演劇後には生徒会長より各賞が発表されました。クラス展示第1位:4年2組、第2位:3年1組、第3位:1年1組、文芸発表第1位:4年1~3組合同、第2位:3年3組、第3位:2年3組、そして総合成績は第1位:3年3組、第2位:4年2組、第3位:2年1組でした。
最後に「全校作成」のエンドロールが流され、ここまでの”航海”を全員で鑑賞しました。感動で泣きじゃくる生徒も、今年も生徒たちに大きな感動を残して芸能祭は終了しました。
本校の学園祭は、様々な活動を通して望ましい人間関係を形成し、集団への所属感・連帯感を深め、よりよい学校生活を送っていこうとする自主的、実践的な態度や健全な態度を育てることを目的としています。最後になりましたが、今年の学園祭に協力していただいた保護者の方々、関係団体の皆様、学校周辺の岩田町・南津留住民の皆様に深く感謝申し上げます。