ニュース&トピックス

2016.2.4

全教職員対象の心肺蘇生・AED講習が行われました

 2月3日(水)、『心肺蘇生およびAED操作方法』についての講習会が放課後、体育館にて行われました。本校では救命処置についての研修を適宜実施していますが、今回は日本光電株式会社の姫野インストラクターよりご指導いただきました。

■インストラクターによる主な指導(抜粋)
「目の前で倒れている人が心停止の可能性がある場合、一刻も早い救命処置が必要です。」
「意識確認をする際は、鎖骨部を押しながら呼びかけるのが良いでしょう。」
「救急車を呼ぶ声かけは、『119番へ通報してください。』と番号を強調しましょう。」
「胸骨圧迫の方法をしっかり覚えてください。人工呼吸より最優先してください。」
「電気ショック後の120秒も含め、タイミングを乱さず交代しながら続けましょう。」
「パッドを速やかに貼るために、はさみ(先の丸い)を常備すると効果的です。」
「電極パッドの予備を常備すれば、更なる不測の事態に対応できます。」
「異常な心臓の不整脈(心室細動)がなければ、電気ショックの指示は出しません。」
「雨天等で濡れた状況下でも、対象者に触れなければ電気ショックは行えます。」

■その後、教職員による緊急現場を想定した訓練を専用人形を使って行いました。三人一組で、役割分担を瞬時に確認し、胸骨圧迫とAEDを使用するという状況に設定しました。私たちはこうした体験をすることで、落ち着いて行動することの難しさと技術習得の必要性を強く感じることができました。そして、講習が終わったあとも、胸骨圧迫の練習、パッドの装着、講師へ質問をするなど熱心な職員の姿が見られました。