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2016.11.16

高1医進クラス研修

久留米大学医学部・日本赤十字社九州ブロック血液センター見学

11月14日(月)
高校1年医進クラスの生徒30名が参加しました。
久留米大学医学部ではドクターヘリや手術室の見学,また大学の先生から直接お話を伺うことができました。
久留米大学にあるドクターヘリは九州で最初に配備され,福岡県全域はもちろん佐賀県全域,また大分県の一部も運航範囲に入っています。出動から現場及び病院に搬送するまでの流れを学び,ヘリコプターを間近で見ることができました。また手術室では,実際に行われている手術現場の雰囲気を肌で感じることができ,生徒たちにとっては貴重な体験になったと思います。久留米大学は手術室の数でも日本有数で,この日も多くの手術が同時に行われていました。その後,教授の山木先生から医師を目指す生徒たちに,大学でのカリキュラムや医師になることの素晴らしさを教えていただきました。ご自身の経験に基づくお話には,生徒たちも自分と重なることがあったようです。
昼食は学食を利用し,皆でカレーを食べました。岩田の学食カレーよりもかなり辛口でしたが,完食です! またこの時,2人の卒業生がこちらに気づき,挨拶に来てくれました。ありがとうございます。
その後,日本赤十字社九州ブロック血液センター(久留米市)を訪ねました。ここには九州各県から献血によって集められた血液が届いてきます。センターでの需給管理(血液の在庫管理・調整)の説明を聞いたり,貯留棟(血液を一時的に貯めておく場所)や血液を分離したり製剤に取りかかるところを見学しました。
ここで献血の大切さを改めて学ぶとともに,現在,若い人たちの献血率が下がっているということや,今年10月の大分県での献血者数は九州では下から2番目という事実も知らされました。16歳になっている生徒は「すぐ献血に行こう!」,まだ15歳の生徒は「16歳になったら!」と決心したようです。この日の様子は,九州ブロック血液センターのホームページ(http://www.bc9.org/)にも載っています。
生徒たちはとても有意義な一日を過ごすことができました。久留米大学職員の方や先生方,九州ブロック赤十字血液センターの方々には大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。